初期切削は失敗だらけ
さて、しばらく更新せずに時間が経ってしまった。
まず、片面基盤に文字を掘ることから始めた。
最初にテスト稼働した際、エンドミルを盛大に土台に食い込ませてしまい、危うく折れるとこだった。
基盤3回目でようやくiphoneの文字が掘れた。
まず1回目、右下のiphが切削中にhの途中で停止、後でモーターノイズが原因と分かり、コンデンサーの取り付けをした。
2回目、左側の穴が失敗、Z軸の原点合わせをしなかったため、盛大に突っ込んだ。
加工物が基盤でやわらかいもので、ベースの土台も20ミリくらいの分厚い木材にしていたので、CNC本体の台座を傷つけることはなかった。
3回目 右上iPhoneが成功、なぜテストデータがiPhoneなのかは不明。
iPhoneの端から端まで35mm まずまずいい感じに加工できた。
付属していた切削工具
左は2.エンドミル 右が Vカッター。
いずれも、シャンク径 3.175mm
今回は Vカッターを使用した。
さて、ある程度の動作確認は大体終わり、色々不満点はあるものの、使える状態になった。
次回は、リミットスイッチの取り付け。
制御用パソコン
パソコン側の設定ですが、先人の方々が多くの情報を発信されていますので。あえて詳しい設定等の説明は省きます。
環境は次の通りです。
OSはWindows10 pro 64bit
CPU Intel Corei5
Memory 8GB
HDD1TB
コントロール基盤はWoodpecker
と呼ばれるわりとよくある物のようです。
USBで接続しておきます。
ファームウェアをgrbl 0.9から1.1へ書き換えしました。
このため元からあったコントロールソフトは使用できず Candle1.1.7で制御してます。
https://github.com/Denvi/Candle
とりあえず試し運転開始です。
中華CNC 1419(6)
余った部品?
片付けていたら、これを見つけた。
黒いワッシャー4つ。
製作ビデオを見返してみても、分からない。
色々思考してると、製作中に手回し用のツマミとボールベアリングの隙間があって、グラグラしていたのを思い出した。
そこで、これを挟むことで、ボールベアリングを固定する事にした。
一度ツマミを外して、リングを挟みます。
この後、ツマミを取り付けます。
これでボールベアリングのぐらつきが、なくなり、固定されたので良しとします。
中華CNC 1419(5)配線 その1
モーターの配線。
赤と黒の線の先にハーネスがあるので差し込みます。
反対側にはコネクタが付いています。
根元から黒いビニールを巻き付きつけます。
全体的に巻き付けました。
GBRLコントローラの基盤を取り付けます。
スピンドル用のソケット(左端)に挿します。
4芯のハーネスをZ軸のステッピングモーターのコネクタに接続します。
反対側はこの位置に挿します。
次はX軸のステッピングモーターのコネクタに接続します。
ハーネスの反対側は左から3つ目の位置に挿します。
更に、Y軸のステッピングモーターのコネクタに接続します。
左から2つめに挿します。
最後の残りのコネクタは、レーザーモジュール用ですが、今は接続しません。
余分な線は適当にまとめます。
可動部がありますので、余裕を持たせるた配線が必要です。
まだ、綺麗とは言えませんが、こんな感じでよしとしよう。^_^
あとはACアダプタの電源を取り付けたら完成!
中華CNC 1419(4)組立-その13
スピンドルモーターの取り付け台です。
この構造で果たして精度が出るのかは疑問ですが、後で考える事にします。(^_^;)
Z軸に取り付けます。
M4*8mm 4本使用します。
背後のアルミの溝に四角の留め具を挿入し、手前からねじで固定します。
DCモーター775
ER11コレットフォルダ付きです。
頭の部分を外しておきます。
スピンドルモーターを、L字金具の穴に通し、ねじで固定する。
M4*11mmを2本使用。
ER11コレットを先にフォルダに入れます。
入れ方にコツがあるようです。
装着したところ。
これで機械の機構部分は完成。
ここまでは、公式のビデオがあるのでなんとか出来ます。
次回からは、制御関連の配線に移ります。
中華CNC 1419(4)組立-その12
X軸移動用のロッドを取り付けます。
M5*16mmで固定。
下側にもう一本。
こちらもM5*16mmです。
ここにゼット軸移動用のユニットをはめ込みます。
台形ネジを手で回してモータ側に少し出る(3センチ)ぐらいまで差し込みます。
この状態で左右にスムーズに動くか確認します。
動きが鈍いようであれば、リニアブッシュを固定しているネジを緩めて調整します。
ここは精度が関係するところなので肝心なところですが、とりあえずスムーズに動くように調整しておきます。
背面のアルミフレームフレームを3点でねじ止めします。
注意.ここで背面の溝に四角い留め具を2つづつ入れておくのを忘れないようにしてください。
私の場合、両端を固定してから入れ忘れたのに気づいて、再度取り外すことになりました。(^_^;)
モーターと反対側の赤いプレートを台に取り付けます。
こちらも、両端2本はM5*16mmネジ、中の2本はM5*20mmです。
長さが違いますので注意が必要です。
上側のネジも締めます。M5*16mm 5本です。
このあと台形ネジを手で回して、モータのカップリングに固定します。
そのあと、ボールベアリングと黒いつまみを取り付けます。
正面から見た写真です。(右側に取り付けた黒いつまみが移ってます。)
こちら側にスピンドルを取り付けます。
続く...
中華CNC 1419(4)組立-その11
Z軸の支えになる、赤いサイドプレートです。
左右で穴の数が違います。
左側にはステッピングモーターを取り付けます。M3*9mm4本使用します。
取り付けたところ。
赤いプレートとアルミフレームにネジ穴が計4つありますので、
ここに支柱を取り付けます。
両端2本はM5*16mmネジ、中の2本はM5*20mmです。
長さが違いますので注意が必要です。
ネジを取り付けたところ。
くの字に曲がった支柱プレートの方向に注意!
次回はZ軸の取り付けです。